変わらずに進化するもの

2015年のスタート時から変わらずに進化している品番があります。

マオリ族の伝統的な柄をアレンジして大胆にカフスに刺繍を施したシャツです。

なぜこのマオリ族の柄を選んだのか、

昔の刺繍の資料を読んでいるときにインドやアフリカ、アメリカなど様々の国がトライバル柄の刺繍表現をしていますが見るとなんとなくどこの国かわかってしまい、シャツの形と作る仕様面が制限が出てきてしまうので、できるだけ多国籍感があるデザインをと考えていた時、偶然こういう柄のショールを巻いていた老人の写真を見つけて決めました。

レーベルの根本的な姿勢をモノにリンクさせた、

普通見えする変態なシャツ。

ファッションが好きな方や古い洋服が好きな方が見ても、また洋服をプロダクト視点で見る方にも勧められる一枚です。

仕様面も使っている素材もたくさん語れますが、

このシャツは所有して1年後くらいに、

“この生地めちゃいいじゃん。”

と気づくくらいでいいと思っているので割愛します。

お店でぜひ襟の裏までひっくり返してご覧になってみてください。

どちらも洗いでどんどん変化していきます。beigeはリネン素材です。リネン＝夏の素材という認識が強いですがこのリネン地は通年です。