ブランド創立以来マイナーチェンジをしながら作り続けている director’ s jacket を今シーズンはブラックとチェック柄のリバーシブル素材で展開しています。生地は以前から製作に携わっているテキスタイルデザイナーに依頼したモールスキンのような密度でありながらも両面 A 面使いできる特殊な生地をオリジナルで作成しています。
アウトラインは 1920-40’ s の sack jacket や frock coat など異なるのラペルのライン一着に落とし込み、ボタンを留める位置で違った印象になるように計算されており、クラシックな見た目は大切にしつつも袖を通すと最大限に確保した腕の可動域や肩周りの収まりはテーラーの技術をも熟知しているパタンナーの技術が詰まった一着です。
長年BLACKBIRDが収集してきた1960’s made in USAのシャツを資料に、プロダクトとしての濃さがありつつも毎日着用ができるようなバランスを追求。 また着る人のパーソナリティを引き立ててくれるようなレギュラーカラーシャツを作成することも意識されています。 アメリカントラディショナルな要素が全面に出過ぎないようディテールを見直し、内側の仕様まで凝っていた良い時代の縫製技術を熟練の職人さんによって再現。 無地は上質なコットン素材を使用し光の当たり具合で変化する豊かな表情が魅力です。 ブラックとオフホワイトとカラーには、ブランド創業からカフスデザインに取り入れているマオリ族の民族刺繍を取り入れたシンプルながらも手の込んだ逸品。