sleeveless director's jacket

最近若い年齢層のお客様が少し増えて以前に比べ下の世代の方とお話しする機会が多くなった今日この頃。

ティックトック？も登録してないです、恥ずかしながらBTSも2人くらいしか顔の認識ができない、最近までNEW JEANSというグループをアメリカのガールズバンドだと思っていたくらい疎いので話についていくのが精一杯ですが色々教えてもらっています。

中にはすごい緊張して入ってきてくれる方もいますが、気軽に来てください。若い頃に散財して全身キメるのも良い思い出になればいいですが、自由な発想でDIYを取り入れたり、似た洋服を古着屋さんで探しまくってレディースをメンズに改造したり。のちの自分の感性につながると思うので画面越しでジャッジするのではなく好きなものは足を使ってしっかり目で見て、そういう経験はした方が良いと思います。

ストリーミングの時代でいい音楽も手に入りやすくなっていますが忘れるのも早い。でもCDを買っていた頃はライナーノーツを読んでプロデューサーとかレーベルとかそこからドンドン掘っていった方が記憶にも残ります。

ってこの感覚が多分おじさんなんですよねw ここまで書いて思い出しましたがブログというコンテンツも見ないって教えてもらったばかりなのに書いちゃいました。

さて今日は昔からあったようで実は新作のsleeveless director’s jacketをご紹介します。

生地の質感が伝わればとかなり明るめに撮影しています。実際のトーンはもっと落ちます。

参考までに

レーベル設立当初から依頼をしている世界の名だたるデザイナーからも信頼を得ているとても良い生地を作る愛知県をベースに活動している機屋さんに依頼した生地です。複数色の糸で織り上げた若干ジャリ感も残したリネンは暗いところや遠目で見ると単色に見え、明るいところや近くで見ると絶妙なコントラストのチェック柄です。

着方次第では通年着れるのと、手触りの存在感に反して柄が強すぎないのでインナーに柄物を着たい時でも合わせられるので汎用性が高い色味なのが特徴です。

シルエットに関しては本来のdirector’s jacketを着用している時と同じフィーリングを感じられるように、パターンは一から作った全くの別物ながら細かい部分を調整しています。

複数色の糸をハンドで巻きつけたボタン、旧いキリムをくり抜いた力ボタンも良いアクセントになります。