CULATTA LUXとは、、、
ベジタブルタンニングベースのレザーだと、地の色がナチュラルであるため、色出しが非常に難しく、銀面を薄く剥ぐことによって、両裏面加工を施し、表現された色になります。鞣しと色入れの工程をハンドで行なっており、銀面を剥いだ後に、色入れ、そして、表面にクリームを塗りながら、熱を加え、ツヤが出るまで、磨き上げられています。太鼓で回しながら色を入れていく皮と違い、ツヤ感のある、美しい仕上がりになっています。
ペーパーライクな質感と、より強い鏡面加工を入れるため、20awのCULATTA LUXはシェルの部分のみを切り出して使用しています。その意味では、コードバンと呼んでも良いと言えます。
より強い加工のため、ムラ感が通常より薄く見えます。ただ使用していただいていくと、シェルとの境界線の部分には軽い毛羽立ちなどの経年が現れてきます。
また、全てが、手作業になるため、1点ずつ表情が違っています。