本日は世界でも当店のみのエクスクルーシブで作成いただいているtagliovivoのHook Toteをご紹介します。
2017年の初回デリバリーから3年経ちますが毎シーズンコレをお目当てに遠方からもご来店いただくケースも多くすっかり当店のtagliovivoのラインナップでも定番アイテムとしてポジションを確立しているアイテムです。
写真はnaturalのカラーを約3年間使用した私物になります。
最初は1枚目の写真のように薄いヌメ色でしたが3年の年月で深みも出てきて良い色に仕上がりました。
こちらはOn Off兼用で使えるBlack。
ここのところ毎シーズン使用するCulatta Leatherのクオリティもだいぶ安定していてどの個体も良い革質です。
CULATTAとは
CULATTAについてですが、所謂、コードバンと呼ばれている部分は、馬の臀部にある、メガネと呼ばれる部分のみで、皮を剥いだ時その部分のみ、スウェードのように毛羽立ちがなく、つるりとしている部分の事を指しています。
有名な所ですと、アメリカのホーウィン社のシェルコードバンが挙げられます。
イタリアでは、シェルコードバンのみの部分を卸ているところがほぼ無く、通常は臀部から足脚部までを含めた部位で販売されており、これがCULATTA（クラッタ）と呼ばれています。
GUIDIやCAROL CHRISTIAN POELLではこのレザーを使った靴を、コードバンと呼んでおり、裏側を使用すると、つるりとしためがねの部分と、そこからつながる足脚部のスウェードのような質感の変化が、一足の中に凝縮されており、楽しむことができます。
tagliovivoでは、同じ部位のレザーを使用しておるのですが、コードバンとは呼ばずに、敢えてCULATTAと呼んでいます。
毎日鞄を変える女性と違って男性は割と一つの鞄を各々のスタイルに取り入れる傾向があると思います。
・形がいい。・素材がいい。・使いやすい。(雑に使える) ・スタイルを選ばない。etc…
とカバンに求める要求は洋服に比べると多くこの鞄を手にするまで”鞄難民”の方が多くいらっしゃいました。
この鞄は大体の要求のハードルを超えているように日々使用していて思います。特に見た目に反して使いやすい、使える幅が広い点が魅力だと個人的に思っております。ロウ引きのリネンのライニングに使いやすい内ポケット、重いものを入れても大丈夫な様に底版も付いています。ファイルにPCに加え1、2泊分の荷物くらいは入ります。そしてアウターを着ていても肩がけができる持ち手の長さも結構助かります。
荷物が少ない時もぺったんこにして持ってもGUIDIレザーの重厚感がいいです。
唯一欠点は、バック単体が重い！くらいでしょうか。
逆をいうとそれだけの厚み、密度のレザーを使っているので強度も申し分ないということです。
Black、Naturalも実際に持つとだいぶ雰囲気が異なります。ぜひ実物をお手にとってご覧ください。
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