JIMMY&SONS OVERALLSにお願いをしていた DENIM JACKET、TROUSERが届きました。普遍的なスタイルを貫いている同メーカーが定番でリリースしている、代表作ともいえるセットアップです。
今日はLot231-DENIM TROUSERをご紹介いたします。
個人的にこのTROUSERの一番の魅力はぱっと見の昔のアメリカの量産品のような雰囲気に対して異常なまでに細部の作り込みのマニアックさ、ギャップです。ステッチの糸や入れ方はもちろんセルビッチをウエスト裏に使っていたり見れば見るほど芸が細かいです。さらにはもともと太い形ながらサイズのレンジが広く着用者の選び方によって全くの別物に見えるというところ。着用者が好きなバランスで着てこそ各々のスタイルが完成するという余白の作り方、姿勢もかっこいいです。
生地は10.5ozの甘織のセルビッチデニムを使用しており通年通してご愛用いただけます。履き込むと柔からく生地の落ち感も楽しめます。
ちなみに私は最初はノリも落とさずに36inchでバックシンチをギュッと絞って履いてます。広めにロールアップもこのパンツにはよく合います。
日頃よりWHITE ALBUM.をご利用いただいている方にはとても新鮮なアイテムではないでしょうか。一つのアイテムでいつもの装いがガラリと変わるそんな一着です。
久々に一から育てたくなったDENIM PANTSでした。
ボタン一つでモノが買えてしまう今の時代に、あーだこーだ言いながら自分しかわからない微妙なサイズの違いを選んでいく楽しさを色々な方に味わっていただきたいです。
とことんお付き合いします。