本日は今シーズンよりお取り扱いを開始したハンドメイド レザーシューズブランド”EMATYTE-エマタイト-“をご紹介いたします。
イタリアのフィレンツェに拠点を構え、全ての工程をデザイナーが一人で行っています。
革靴の作り込みは語るとキリがないので程々にしますが如何せん靴が好きなのでお許しください。
今回オーダーした3モデルのうち2モデルはグッドイヤーで縫われていますがEMATYTEのグッドは一瞬マッケイ?と思うようなアッパーギリギリの箇所を丁寧にハンドソーンで縫われています。さらにwholecut uncke bootsは一枚革の吊り込みにてアッパーを形成しているとても技術を要する手法です。革に熱を加えながら木型に革を伸ばしていくこの作業は膨大な手間と熟練した確かな技術を要します。球体にサランラップを皺を出さずに貼っていくイメージです。
そしてもう一つのモデル、lace up unkle bootsはストームウェルト製法。ストームウェルト製法はY 字型にしたウェルト、その一端がアッパーとウェルトの隙間を塞ぐかたちで縫い付ける手法。 靴の防水・防塵性に優れています。さらにはストームウェルトにコインエッジのような刻みが入ります。
肝心な履き心地ですが私も届いてから早速履いていますが通常のレザーシューズは慣らし期間がありますがここの靴は履いた瞬間足を優しく包み込まれるような心地よいフィット感があります。これは所有した人にしかわからない贅沢な履き心地です。今まで色々な所謂アルチザンと呼ばれるレザーシューズを履いてきましたがEMATYTEのフィット感は別格です。アルチザンという言葉さえちょっと使いたくないです。
アッパーは伝統に忠実でありながらもどこか華奢で繊細な表情もある面構え。ラストの美しさはもちろん、ハンドメイドシューズの美が表現されるところは踵の形状でEMATYTEの踵は100点満点です。完全なるハンドメイドドレスシューズです。
語弊がないように、革靴といっても様々なジャンルがあって、もちろん工業製品は工業製品の良さがあります。実際に私もこのシューズがワードローブに加わってもマシンメイドの靴もお気に入りの1足として変わらずに履きます。
ただ、ハンドメイドの靴にはハンドメイドにしか成し得ない吊り込みの技術やウェルトのハンドソーンなど圧倒的なアドバンテージがあるのは言うまでもなく、久々に私も久しぶりにハンドメイドシューズに足を入れて改めて再認識しました。プライスは清水の舞台からダイブする感じですが、アートピースにさえ見えるコレだけの技術と労力を注ぎ込んだ一足はプライスレスなのでは。と思います。そう自分に言い聞かせて買いました。
拘りのスペシャリストが時間をかけて造った靴の形をしたアートピースを是非一度お試しください。
お店にはカタログなどもご用しておりますので何かお役に立てることがございましたらお気軽にお申し付けください。
EMATYTE
Wholecut Ankle boots
ART. TW0AB
Material : calf leather
Color : Grigio/Blu
Size : 41 , 42 , 43
Price : Please Ask
EMATYTE
LACE UP ANKLE BOOTS
ART.NAB7
Material : horse leather
Color : black
Size : 41 , 42 , 43
Price : Please Ask
EMATYTE
SIDE ZIP BOOTS
ART. B 30B
Material : horse leather
Color : brown
Size : 41 , 42 , 43
Price : Please Ask
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