一着ができるまで

今日は早朝からBLACKBIRDの打ち合わせで出かけていました。

到着したらパタンナーがトワル組みの真っ最中。シーチングにハサミを入れる音に緊張を感じつつもしばし見学。この光景は何度見ても鳥肌が立ちます。

うんうん。。なるほどすね。とかうなずきながらも頭の中はどこのパーツかを理解するので一杯一杯。。

この先生は研究家と呼ぶ方がふさわしい。一着一着入念に組み立てられる服は一回だけの生産の洋服にしてしまうのが勿体ないとさえ感じてしまう。19世紀前半のヨーロッパのクラシカルなパターンを引かせたら国内で右に出る人がいないというくらいニュアンスを出すのがうまい。うまいという言葉より自然という言葉の方が合うと思う。

半身が完成。ここからあーじゃない、こーじゃない。と始まる。そして話が脱線する。そもそも今回のプロダクトは洋服の内面に関して、HER◯ESクオリティのモノづくりをすること。パターン、生地、縫製など、、洋服になったときに非の打ち所がないプロダクトを提案していこう。ということでこの企画がスタートしました。