BLACKBIRD – director's jacket check –

BLACKBIRDのdirector’s jacketをご紹介いたします。

先日のブログでも少し触れましたが、レーベルがスタートしてからマイナーチェンジを繰り返し作り続けています。一着が完成するまでに旧いsack jacket、frock coatなどを沢山集めては解いてパターンを研究したり相当時間がかかったのを今でも覚えています。

ちなみに当時ディレクターという名前の由来はとある写真集でカウボーイの長が着ていたツイードジャケットの袖口のボタンが全部外れて馬の毛で開いた袖口をぐるぐる巻きに手縫いで直して着ている一枚の写真から。残念ながらその写真集はお店が台風で水没してしまった時にダメになってしまったので今お見せすることができないのですが、上の写真のようにdirector’s jacketの1st typeは袖ボタンはつけずに多色の糸を束ねてハンドステッチで袖口の開きを留めて展開していました。

今となっては当時とは比べ物にならないくらい全ての箇所の完成度が高くなりましたが、この未完成の具合が懐かしいです。

前置きが長くなりましたが、006 collectionではblack、black crazy、checkの3素材展開しております。その中でも本日はcheckのモデルをご紹介します。

BLACKBIRD

director’s jacket

MATERIAL : linen 51% , wool 49%

SIZE : 0 , 1 , 2

COLOR : check

PRICE : ¥300,000 + tax

個人的にゾッコンのテキスタイルブランドlyriaのリネンウールの生地を採用したスペシャルな一着です。見るからに、そして手に触れるとさらに良い生地なのが伝わります。お客様にご案内する際もこのジャケットは言葉が必要ないと思っています。最初はハリ、硬さの残る素材感ですが着用していくと身体に馴染んで柔らかくなってきます。

高額ですが、一着で今のBLACKBIRDを体感できる洋服です。

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