BLACKBIRD – director's jacket / Faliero Sarti –

先ほどご紹介したdirector’s jacketの生地違いです。

ご存知の方も多いかと思いますがBLACKBIRDでは以前からFaliero Sarti社のテキスタイルは定期的に使用しており、BLACKBIRD×Sartiのプロダクトは初回から全てコンプリートしているお客様もいるくらいありがたいことに長いこと好評をいただいているプロジェクトです。

Faliero Sarti社ですが、日本だとサルティ＝ストールブランドという認識があると思いますが元々は1949年イタリアのフィレンツェで創業した最高級テキスタイルメーカーです。創業から現在に至るまで生地メーカーとして、ウール、カシミアをはじめコットン、シルクなどの天然素材から化学繊維まで、独自の製法でオリジナリティあふれる生地を提供し世界トップクラスのブランドから厚い支持を得ています。

今回使用した生地はクラシックで品のある大ぶりのグレンチェック。メルトンくらいの肉感なので真冬もコートなしで着れます。

自分がSartiの生地で好きなところはもちろん柄や色出しもありますが、原毛選びからこの上ないハイクオリティなところです。見て比べればわかりますが国内産のウールにはない一本一本が太い糸を贅沢に使用し、生地の重みからも高級感が伝わります。それでいて育てるウール地と言いますか、レザーのような体への馴染み方も男心をくすぐります。そんな最高の生地を使用してdirector’s jacketを作成しました。Sartiの生地でdirector’s jacketを作ったのはなんと7年ぶりくらい？久々のリリースです。

とても上品な佇まいのジャケットなので着こなしくらいはとことんラフに合わせていただくことをお勧めいたします。下のLOOKの着用写真は着込んだ後に洗いをかけてラペルもさだめず適当に干しただけの自己責任ではありますがうちの店で推奨しているケア方法です。このくらいグダっとして来ると育ってきたなぁ。と思います。あとはキャラで着てください。

最近どの洋服見てもときめかないそこのあなた、

一度袖を通してみることをお勧めします。